複雑な口角形状の Live2Dモデル作成方法

トラッキングで表現できる表情が拡張

複雑な口角形状の Live2Dモデル作成方法

用意するパラメータ一覧.   

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

口の開閉

ParamMouthOpenY

0.0

0.0

1.0

口の変形

ParamMouthForm

-1.0

0.0

1.0

上唇

ParamLipUpper

-1.0

0.0

1.0

下唇

ParamLipUnder

-1.0

0.0

1.0

舌の上下

ParamTongue

0.0

0.0

1.0

口の幅

ParamMouthSize

-1.0

0.0

1.0

口の左右

ParamMouthX

-1.0

0.0

1.0

頬のふくらみ

ParamPuffCheeks

0.0

0.0

1.0

口の開閉①

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

口の開閉

ParamMouthOpenY

0.0

0.0

1.0

1.  従来の「口の開閉」と同様に、上下の唇・口内・舌・歯のアートメッシュ のキーを追加し、[+1.0]で開き[0.0]で閉じる形状を作成します。
2. 口を大きく開ける際に、顎も一緒に動くとより自然になるので「顔の曲 面」の子に「顎の上下用」のワープデフォーマを作成し、キーを追加し ます。
口を大きく開ける際に、顎も一緒に動くとより自然になるので「顔の曲 面」の子に「顎の上下用」のワープデフォーマを作成し、キーを追加し ます。

口の開閉②

3. [+1.0]で顎が少し下がるように、口の動きに合わせて形状を調整しま す。

4. 開閉途中で上下の唇の線が途切れたり、口内パーツがはみ出たりし ないように注意しながらアートメッシュなどの形状を整えます。

5. パラメータ3つ以上の掛け合わせは調整が大変になるのでなるべく 避けましょう。「上歯」の上下動のようなシンプルな動きはデフォーマ も使っても

パラメータ3つ以上の掛け合わせは調整が大変になるのでなるべく 避けましょう。「上歯」の上下動のようなシンプルな動きはデフォーマ も使っても

口の変形

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

口の変形

ParamMouthForm

-1.0

0.0

1.0

1. 「口の変形」も従来と同様に、上下の唇・口内のアートメッシュのキー を追加し、パラメータ「口の開閉」の値が[0.0]の状態で、パラメータ 「口の変形」の[+1.0]で笑った口、[-1.0]で怒った口の形状を作成しま す。
2. 次にパラメータ「口の開閉」の値が[+1.0](口を開いた状態)で、パラ メータ「口の変形」の[+1.0]、[-1.0]の形状をそれぞれ作成します。
3. それぞれの形状の調整ができたら、「口の開閉」と「口の変形」を合 体させ、パラメータをランダムに動かして遷移を確認し、形状を整え ます。
それぞれの形状の調整ができたら、「口の開閉」と「口の変形」を合 体させ、パラメータをランダムに動かして遷移を確認し、形状を整え ます。

上/下唇①

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

上唇

ParamLipUpper

-1.0

0.0

1.0

下唇

ParamLipUnder

-1.0

0.0

1.0

唇パラメータは歯の見え方を調整するものになります。

1. 唇のアートメッシュは既に「口の開閉」と「口の変形」の2つのパラ メータで既に使用しているので、変形用のワープデフォーマを上下 の唇にそれぞれ作成し、パラメータ「上唇」・「下唇」にキーを追加し ます。
唇のアートメッシュは既に「口の開閉」と「口の変形」の2つのパラ メータで既に使用しているので、変形用のワープデフォーマを上下 の唇にそれぞれ作成し、パラメータ「上唇」・「下唇」にキーを追加し ます。

上/下唇②

2. [+1.0]でそれぞれ外側に開く動き、[-1.0]でそれぞれ内側に閉じる動 きを作成します。

3. 「口の開閉」や「口の変形」を動かしつつ、変形具合を調整します。も しパラメータの組み合わせ次第で形状が大きく崩れてしまう場合は、 「唇」のアートメッシュのキーも追加して微調整します。

上/下唇②

舌の上下

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

舌の上下

ParamTongue

0.0

0.0

1.0

1. 舌のアートメッシュのキーを追加して、パラメータ「口の開閉」の値を [+1.0]、パラメータ「舌の上下」の値を[+1.0]の状態で上に伸びた形状 を作成します。
2. 次にパラメータ「舌の上下」が[+1.0]、「口の開閉」が[0.0]の状態で形 状を調整します。舌は見えませんが遷移をきれいにするために必要 な作業になります。

舌の上下

口の幅

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

口の幅

ParamMouthSize

-1.0

0.0

1.0

1. 歯以外の口パーツの親に横幅調整用のワープデフォーマ「口すぼ め」を作成し、キーを追加します。
2. [+1.0]で外側に全体的に広がるような、[-1.0]で内側に全体的に縮ま るような横方向の動きを作成します。

口の幅

口の左右①

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

口の左右

ParamMouthX

-1.0

0.0

1.0

口角を「クイッ」と上げるような、左右の位置を調整するパラメータになります。よりアニメチックな表情が再現できます。

1. 「口すぼめ」の親に変形用のワープデフォーマ「口左右位置」を作成 し、キーを追加します。また、頬まわりにも少し動きが欲しいので「顎 上下」の子に調整用ワープデフォーマ「頬膨らみ」を作り、同様に キーを追加します。

 口の左右①

口の左右②
2. [+1.0]で左側に、[-1.0]で右側に移動し、口角が少し上がるような形 状を作成します。頬も同様に口の動きに合わせて少し上がるように 調整します。
 口の左右②

頬のふくらみ

パラメータ名

パラメータID

最小値

デフォルト

最大値

頬のふくらみ

ParamPuffCheeks

0.0

0.0

1.0

怒ったときの表情などで頬を膨らませる表現ができるパラメータになります。

1. パラメータ「頬をふくらみ」に頬の調整用デフォーマ「頬膨らみ」のキーを追加します。

2. [+1.0]で頬が膨らむような形状を作成します。

3. 最後にパラメータの掛け合わせがあるので、[4隅の形状を自動生成] などを使用して、パラメータ「頬ふくらみ」が[+1.0]の状態で、「口の左右」が[+1.0][-1.0]の形状をそれぞれ調整します。頬のふくらみ

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